ウクレレはハワイの民族楽器・弦楽器です。


現在のウクレレの原型は、
1879年に、ポルトガル マデイラ島から移住してきたポルトガル人が持ち込んだ、
braguinha ブラギーニア、ブラギーニャ と呼ばれた楽器です。


ポルトガル人が楽器を持ち込む以前はどうだったのでしょうか?

持ち込まれる以前の、唯一の弦楽器は
ウケケ ukeke
と呼ばれる 音楽弓でした。
コアの木を棒状に切り出したものに、ココナッツの繊維を弦のように3本はり、
口琴(あごのハープ、ジョーズハープ)のように音を出したようです。 
口琴とは・・・
   木製、鉄製の細長い板に紐をつけたもの。
   それを口にあてて紐を引いて振動させ、口腔で共鳴させる楽器

ウクレレという名前

ウクレレという名前がついた由来がいくつかあります。

ハワイ語で、
   ウク=のみ
   レレ=跳ねる

ポルトガル人が移住してきた当時の王
カラカウア王は、音楽好きで、
メリー・モナーク(陽気な王様)
というニックネームがついています。
そのカラカウア王が、ポルトガル人の演奏を聴いて、
その演奏家の指の動きが、
「のみが飛び跳ねているよう」に見えて、
ウクレレ(のみが跳ねる)と呼ばれるようになった。
という説。


他には、
ポルトガル人が移住してくる前からある楽器
ウケケ
そのウケケがウケレレ→ウクレレ
になったという説。


そして、カラカウア王の妹
リリオカラニ女王は独自の解釈をもっていたようです。

女王は、ウクレレの音色に愛情を持っていたけれど、
ウクレレの名前の由来が
「のみが飛び跳ねる」では品位に欠けるとして、
   ウク=贈り物
   レレ=来る
という意味があるという解釈で
「ハワイへ届いた贈り物」
であるという
詩的な才能あふれる女王らしい思いもあったようです。