本日は
「曲を弾くときに大切にしたいポイント」
についてお話ししたいと思います。
まずは質問です。
あなたは、ウクレレをどのように弾きたいですか?
- 楽しく弾きたい
- 曲が流れるようにスラスラ弾きたい
- 優雅に弾きたい
などでしょうか?
これは、誰でもそうなりたいですね。
では、そのように弾くためには、
どうしたら良いのでしょう?
私の考えるポイントは3つ
- 指遣い・弾き方
- 曲の理解
- 想像力
です。
では具体的にお伝えします。
1、指遣い・弾き方
これは、基本的なことです。
その曲の指遣いや弾き方を理解し、
弾けるかどうか?
基本的なことなので、
まずは、これを習得しましょう。
習得する方法はただ一つ
レッスンで教えてもらった事を、
忠実に再現できるように弾く事
それって、ひたすら練習???
そんな声が聞こえてきそうですが、
練習は裏切りませんよ!!!
弾けば弾いただけ、
自分のものになります。
上達もしますし、
ウクレレ(楽器)も喜びます。
ウクレレを見ているだけでは、
残念ながら上達はしないのですね・・・
2、曲の理解
「曲を理解する」とはどのような事なのでしょう?
実際の曲目
荒井由美さんの「瞳を閉じて」を例にお話しします。
(「瞳を閉じて」が好きか?嫌いか?という気持ちは、
今は横に置いてお読みいただけたらと思います。)
- 作詞作曲は、荒井由美さん 今の松任谷由美さん
- 1974年にリリース
- 歌詞は「風がやんだら 沖まで船を出そう・・・・・」
- 長崎県立奈留高等学校の愛唱歌
- 長崎県立五島高等学校奈留分校(現・長崎県立奈留高等学校)
の女子生徒が「校歌を作って欲しい」
とラジオ番組に依頼したのがきっかけになり、
この曲が贈られた。 - 荒井由美さんは、奈留島の自然や、
この島を離れて暮らす友人のことを思って
この曲を作ったそうです。
このような経緯がある曲です。
私が考える「曲を理解する」とは、
「このような内容を知っているか?」
という事です。
この内容を知っているか?
知らないのか?
は大きな違いになります。
是非、新曲を弾き始める前に、
「どんな背景の曲なのだろう?」
と、曲を理解する事をお勧めします。
3、想像力
想像してみて下さい。
あなたが「瞳を閉じて」
もしくは、他の知らない曲を初めて聞く時
- その曲の説明が全くない状態で聞く
- 「この曲は、奈留島の自然や、この島を離れて暮らす友人のことを思って
荒井由美さんが作った」という事を知ってから聞く
どちらが心に残りますか?
やはり、
その曲の内容を知ってから聞く方が、
心に残るのではないでしょうか?
- 自分と重ね合わせたり
- 奈留島へ行ったことがなくても、メロディーから景色を想像したり
- ちょっと切なさを感じたり・・・
弾く時も同じなのです。
曲の理解が出来ていると、
いろいろな想像をしながら弾くことができます。
このように、
想像力を膨らませて弾くことで、
荒井由美さんの「瞳を閉じて」が、
あなたの「瞳を閉じて」
になっていくのです。
それによって、
あなた自身、
そしてあなたの演奏を聞いた人が
感動したり
癒されたり
元気が出たり・・・
とても素敵なことですよね。
これらの3つのポイントは、
私自身も演奏する際に、
いつも心掛けていることです。
それなので、レッスンでも、
「今度の新曲は、受講生が知らない曲だな」
と思った時は、
弾き方をお伝えする前に、
必ずちょっとした説明をさせていただいています。
本日の内容を、
今後のあなたの演奏に取り入れていただけたら
嬉しく思います。
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