まずはじめに、
なぜ、私がこの表題についてお話ししようかと思ったのか?
についてお伝えします。

それは先月、
多くの生徒さんの動画をみていた時、
「あれっ?いつもと違うな」
と思う方が数名いました。
その数名の方の動画を、もう一度よーく聴いてみると、
チューニングが合っていませんでした。
楽譜通りに、
私がお伝えしている指づかいで、見かけは綺麗に弾かれているのに、
音を聴くと音痴なんです・・・汗
思わず
「あぁぁぁぁ〜残念」
と叫んでしまいました。
チューニングしてますか?
その数名の方のレッスン時に聞いてみました。
「チューニングしましたか?」と・・・
すると
- 毎回しています
- 昨日しました
- していません
回答はそれぞれでした。
チューニングはいつするの?
弾く前は必ずチューニングしましょう。
弦を交換したばかりの方でしたら、弾いている間にも合わなくなりますので、
数回弾いたらチューニングする事をお勧めします。
ウクレレの弦は、数度の温度変化で伸び縮みします。
ケースからの出し入れで、ペグが動く場合があります。
触っているつもりはなくても、何かに触れて動く場合があります。
毎回チューニングしているのに合わない場合
弦の劣化が原因の場合があります。
前回、弦を交換したのはいつですか?
半年以上経っていたら、交換しましょう。
弦を交換して1ヶ月経過しても合わない場合は、他の原因があるかもしれないので、楽器を購入したお店などにご相談すると良いと思います。
チューニングが合っていない状態で弾き続けると・・・
危険です!
身の危険にならなくても、
耳や脳が危険です。
音程が合っていない音を聞き続けることで、
間違った音程を脳が覚えてしまい、あなた自身が音痴になってしまいます。
ウクレレが音痴になっている場合は、チューニングを合わせれば治りますが、
あなたの脳が音痴になると、治すのに時間がかかります。
逆に、チューニングが合ったウクレレで弾くことで、
正しい音程を脳が覚えます。
例えば・・・
弦の劣化で音程が狂った時に、チューナーを使わなくても、あなたの耳がそれをキャッチしてくれます。
間違って弾いていた場合も、音の違いがわかると、自分自身で間違いを訂正することができます。
今すぐは、合っていない事に気がつかなくても、
何年も弾いていると、感覚でわかるようになります。
音程は大切なので、
必ずチューニングをしてから弾きはじめましょう!
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