ペグについては以前にも、
簡単にチューニングするコツ
のなかで、少しお伝えしていますが、
今回は、もう少し詳しくお伝えしようと思います。
その前にまず、
ペグとはなんでしょう?
ウクレレのヘッド部分についている、
弦をまきつける部品です。
弦の張り具合を調整します。
詳しい写真・説明は、ウクレレの各部名称ご覧下さい。
このペグには大きくわけて2種類あります。
フリクションペグ
摩擦で固定されているペグで、
・フリクションペグ
・ストレートペグ
と呼ばれています。
ヘッドの裏側のツマミを1回転すると、弦も1回転分動きます。
「1:1」
慣れると素早くチューニングが可能になります。
そして、正面から見て、ツマミがヘッドの裏側についているので、
表からツマミが見えません。
ギアペグ
ギターで使われている、ギア式のペグ。
ギアペグ
と呼ばれています。
ツマミを14回まわすと、弦が1回転します。
「1:14」
フリクションペグより沢山回さないといけない反面、
微妙なチューニングが可能になります。
ツマミがヘッドの横に見えます。
UPT(製品名)ペグ
その他に、UPT(製品名)という、
フリクションペグと、ギアペグの中間のようなペグが数年前に発売されています。
それは、
見た目はフリクションペグ
ツマミを回す回転比率は「1:4」
個人的には、一番使いやすいです。
ウクレレペグの豆知識
ウクレレにギアペグが使われるようになったのは最近の事です。
それなので、ビンテージや、少し前に作られたウクレレには、フリクションペグがついています。
その理由は、
ギアペグはギター用に作られたものがほとんどで、
ギターより小さいウクレレには適さなかったようです。
取付けるヘッドの大きさや、ペグが重くアンバランスになる等・・・
そして最近になって、
小さくて軽い、様々な種類のウクレレ用のペグが作られるようになり、
選択肢が増えてきました。
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