ウクレレと湿度に関係があることをご存知ですか?
私は、ウクレレをはじめたばかりの頃は、全く意識していませんでした。
というより、知りませんでした。
ちょっとでも知っていると、
大切なウクレレと長くお付き合いできると思います。
ウクレレの湿度管理
ウクレレと湿度とはどんな関係があるのでしょうか?
木の特徴
ウクレレは木でできているので、まず、木の特徴をみていきましょう。
木は、
梅雨時期など雨の多い日は湿度を吸ってしまい、木が膨張します。
冬など、乾燥時期は、木も乾燥して縮んだり、割れたりします。
ウクレレの場合
「でも、ウクレレは塗装してあるから大丈夫なんじゃない?」
と思われるかもしれませんが。
ウクレレの塗装は薄いです。
そして、ウクレレボディーの内側は、塗装されていません。
それなので、何もしていない木と同じ状態なのです。
対策をしていないとどうなりやすいの?
(必ずそうなるということではありません。)
・音が変化する
・ブリッジなど、接着されている部分が緩みやすくなる
・ネックが反ってしまう
という現象が起こりやすくなります。
丁度いい湿度は?
湿度は、45~55% 位が良いとされています。
私たち人間が快適な湿度と同じくらいですね。
対策は?
ウクレレをケースに入れて保管している場合
「湿度調節材」をケースに入れておくと良いでしょう。
加湿と除湿をしてくれます。

下記の写真は、中の白いものに水を含ませ、楽器と一緒に置いておくタイプ。
加湿のみ

他にも、シートタイプのものなど、いろいろあります。
楽器店や通販サイトなどで購入できます。
ウクレレを飾ったり、そのまま置いている場合
除湿機や加湿器を利用しましょう。
だからと言って、過度に神経質にならなくても大丈夫だと思います。
私は一時期とても神経質になっていましたが、
ある方から、
「自分が不快だと思ったら調整するのと同じ感覚で良いと思うよ」
と言われ、それからは特別扱いはしていません。
自分自身が、湿度が高くて不快だと感じたら除湿する。
乾燥していてお肌に悪いと思ったら加湿する。
その程度です。
まとめ
・ウクレレも、湿度によって変化します。
・私たちと同じように、ウクレレにも湿度対策をお勧めします。
いつまでも、大切なウクレレと共に過ごしたいですね!
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