あなたは、ウクレレを弾く前に、
準備運動していますか?
何かスポーツをする前などには、
足を伸ばしてみたり、
腕を回してみたりと、
無意識に準備運動を行なっていると思います。
急に激しいことをすると怪我の原因になったり、
「運動の前には準備運動をする」という
子供の頃からの癖がついているからだと思います。
音楽では、
- 歌を歌う方でしたら、まずは発声練習。
- クラリネットやフルート、サックスなどでしたら、まずマースピースを温める。
という準備をすると思います。
けれど、ウクレレとなると、
準備運動もせず、
いきなり曲を弾く
という方が多いのではないでしょうか?
私は、スポーツや他の音楽のように、
ウクレレでも準備運動を行うことをお勧めします。
ウクレレの準備運動ってどんなこと?

私がレッスンで行なっている準備運動(エクササイズ)は、
- 指の体操になる
- 単調な動きで、覚えてしまうと指が勝手に動くようになる
- 続けていくと、しぜんと様々なコードや音を覚えられる
という内容が含まれています。
ウクレレ初心者の方も、
経験者の方も、
同じエクササイズをお伝えしていて、
レッスンは、エクササイズから始まります。
最初は簡単ではないと思いますが、
コツさえ掴めば、ウクレレ初心者の方も出来る内容です。
準備運動(エクササイズ)の利点は?
曲を弾くときに、とても役にたちます。
新曲の楽譜を見て
「出来ない」「難しそう」
と仰る方でも、
「これは、エクササイズのこの部分で、もう出来ている事ですよ」
と伝えると、すんなり弾けたりします。
準備運動(エクササイズ)というと、
堅苦しさを感じる方も多いと思いますが、
様々な利点があるので
オススメです。
- 曲に入ったときに、すんなり弾ける、応用できる
- 毎回レッスン前に行う事で、ルーティーンになる
- 体だけでなく、気持ちも
「これからウクレレを弾く」
という状態に入り、
気持ちが落ち着き、集中しやすくなる - 毎回同じエクササイズをする事で、
その日の自分の体調にも気付きやすい - 気づかないうちに、色々なことが出来るようになっている
どんなことをすればいいの?
まず、ウクレレで
「ドレミファソラシド」
を弾いてみましょう。
「それだけ?」
と思われるかもしれませんが、
「スラスラと、手元を見ずに弾く」
となると高度な事ではないでしょうか?
指の運動になり、
フレットや弦の位置の感覚も体が覚えてくれます。
「ドレミファソラシド」も、
ウクレレには様々な押さえ方がありますが、
これが一番基本になります。
ぜひお試しください。
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