本日は
「ウクレレの弾く位置」
についてお話しします。
私がウクレレをはじめて5年位の時、
ある公園で練習をしていました。
1曲弾き終わって、ふと顔を上げると、
年配の男性が近づいてきました。
誰だろう?と思ったら、
ウクレレを弾く、初対面の方でした。
「聞き入っていました。すごいですね」
という感想から、ウクレレ話に花が咲き、
最後にこんな質問を受けました。
「ウクレレを弾く位置は、やはりあなたが弾いている、12フレット辺りが良いのですか?」
当時の私は、まだ講師をしていませんでしたが、
師匠からは、12フレット辺りで弾くように教わっていたので、
理由も含めお伝えしたら納得されて、
「また演奏を聞かせて下さい」と、その場を去っていかれました。
彼からの質問のお陰で、
「ウクレレ経験者の方でも、知らずに弾いている方もいるのだな〜」
と思いました。
知らなくてもOKだけど・・・
そういった事を知らずに、
12フレット辺りで弾かなくても、
音は出て、演奏する事はできます。
そういう点では、知らなくても良い事なのかもしれませんが、
知っていたら、
より良い音になって、
ステキな演奏ににつながる事だと思います。
弾く位置は?
ソプラノ、コンサートサイズは
12フレット〜サウンドホールの手前の間が一番いい音が鳴ります。
時々、サウンドホールの上で弾こうとする方がいますが、
ソプラノやコンサートサイズの場合は、
サウンドホールの上ではありません。
特にソプラノは小さい楽器です。
その分、弦の長さも短いですので、音が響く位置が限られています。
弦が張ってある、
ナットとサドルの中心(12フレットあたり)が一番音が響きます。
テナーサイズのウクレレは、ギター寄りになってきて、
楽器も大きく弦も長いので、上記は当てはまらないかもしれません。
音色は
弾く位置で音色が変わります。
- サドルに近づくにつれて音が固くなり、
- ナットに近づくにつれて音が柔らかくなります。
それなので、
わざと硬い音で弾くためにサウンドホールの上で弾くことはありますが、
まずは、
「基本の位置」を意識して弾かれるのが一番だと思います。
このような内容も、
当教室のレッスンでは、
- ウクレレのサイズ
- 体型
- ご本人の癖
を考慮して、
お一人お一人に適した内容をお伝えしています。
ご興味がございましたら、
体験レッスンへご参加下さい。
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