千葉県習志野市にあります「川井美智子ウクレレ教室」は、ウクレレを基礎からしっかりと身につけたい方のための女性講師による個人レッスンのウクレレ教室です。体験レッスン(60分)で、楽器未経験の方でも「きらきら星」が弾けるようになります。

ウクレレ上達方法〜脱力する

先日、生徒さんからこんな質問がありました。

「先生のように、滑らかに、音がのびるように弾きたいのですが、
どうしたら良いのでしょうか?」

この方は、ウクレレソロをはじめて数ヶ月の方ですが、

この方以外にも、
ウクレレ歴が何年もある方からも、
同じような質問をいただくことがあります。

では、どうしたら良いのでしょう?

 

滑らかに、音が伸びるように弾くには、
いくつかコツがあると、私は考えています。

それは、

  • 左手の指遣い(運指)
  • 右手の弾き方
  • 楽器の構え方(持ち方)

などウクレレを弾く時の基本です。

そしてもう一つ、
この基本と同じくらい大切なことがあります。

それは、
「脱力」

力を抜いて弾くことです。

実は、
「脱力」するだけで上達できます。

何故、脱力するだけで上達できるのか?
私が考える3つの理由・メリットをお伝えします。

  1. 痛くない
  2. 疲れない
  3. 素早い動きが出来る

その結果、上達出来るのですね。

それでは、それぞれ解説していきます。

脱力の3つのメリット

1、痛くない

力が入っている場合、

  • 手やゆびに痛みが出たり、
  • 肩こり
  • 腱鞘炎

という痛みが出る方がいます。

脱力して、最小限の力だけで弾くことで、
痛みが緩和されます。
(脱力しても痛みがある場合は、他に原因があると思います)

脱力していると、
痛みを伴わずにウクレレを弾くことができます。

2、疲れない

無駄な力が入っていないので、
長時間練習しても疲れません。

何時間でも、弾いていられます。

(勿論、長時間弾いていると、それなりに疲れますが、
心地よい疲れになります。)

3、素早い動きができる

余計な力が入っていないので、
素早くコードチェンジができるようになります。

左手の動きが軽やかになると、
しぜんと右手の力も抜けてきます。

このような事により、

  • ウクレレの音色が変わってきます。
  • 綺麗な音色で、スラスラと、音が途切れることなく弾けるようになります。
  • 最初にお伝えした「ウクレレの基礎」も身につきやすくなります。

良い事ずくめです!

では、どうしたら脱力できるのでしょうか?

 

脱力の方法

これも、ウクレレを弾くこと
「練習」が一番だと思います。

そして、練習の時に気をつけたいことが2つあります。

 

1、左手の力を抜く・リセット

人間の構造上、
左手に力が入ると、しぜんと右手にも力が入ってしまいます。

大抵、ウクレレを弾くとき、
左手の指遣いやコードチェンジで力が入りやすいですね。

そうすると、知らない間に、右手にも力が入ってしまい、
力の入った弾き方になり、
力の入った音色になります。

 

それなので、
「力が入っているな」
と思ったら、

一度ウクレレを置いて、体をほぐしリセットすることをお勧めします。

  • 手をブラブラする
  • 腕や首を回す
  • 深呼吸

このように一度リセットして、
再度ウクレレを持って弾くことをお試し下さい。

2、心も脱力・リラックス

弾いている方の心模様は、演奏に影響します。
(わかる人には、音色でバレます・・・汗)

やはり、心・気持ちも大切だと私は考えます。

  • 気持ちが焦っていたり
  • 緊張していたり
  • イライラしていたり

このような状態での脱力は無理だと思うのです。
逆に、力が入ってしまいます・・・汗

  • 落ち着いて
  • 安心して
  • 余裕を持って

という状態の方がリラックスできると思います。

リラックスした状態で、
集中して練習できると良いですね。

 

このようなことを、チョッと取り入れるだけで、
だんだんと、
「丁度いい力加減」
で弾けるようになれます。

そして、この「脱力」は、
5時間ウクレレを弾いたから出来る様になることではなく、

毎日コツコツと続けていくと、
ある日突然、脱力して弾いている自分と出会えます。

 

そういったことなので、
「ある日突然」を楽しみに、
続けていただけたらと思います。

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